フラッグ付きのシギ・チドリ2023/08/18 20:08

先の記事のオバシギを見たとき、近くに、右足に金属リング、左足関節の上に青、下に白のフラッグが付けられたシギがいた。山科鳥類研究所ウェブサイトの「渡り鳥と足環」(https://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html)によれば、「日本 千葉県・東京都 東京湾」で付けられたものである。
写真からは、ミユビシギかトウネンか判別がつかないが、肉眼で見た大きさから、ミユビシギと思われる。この時期の羽衣だと、ミユビシギとトウネンは、後趾が見えるか大きさがわかるかしないと、私には判別が難しい。

ところで、上の写真は、手前からオバシギ、フラッグ付きのミユビシギ(と思われる)、ウミネコである。ウミネコはオバシギより大きいが、写真では実際よりも巨大に感じられる。ミユビシギも遠くにいることを考えるとオバシギと同じ位の大きさと錯覚する。望遠レンズの圧縮効果と、遠近感の脳内補正が合わさって、大きさの感覚がグチャグチャになっているのだろう。当たり前だろうが、特に望遠レンズで撮った写真では、大ききの比較は等距離にあるもの同士で行わなければならないと思った。というよりも、写真に頼らずに、現地でしっかり観察するという姿勢を忘れないようにしよう。

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